「ドメインを取ったけど、とりあえずレジストラのままでいいか」——そう思って放置しているエンジニアは少なくありません。しかしそれは、高性能なエンジンを積んだ車にノーマルタイヤを履かせたまま走るようなものです。ドメインを取得したら、まず最初にすべきことは「Cloudflareへの移管」です。無料で使えるのに、セキュリティ・パフォーマンス・管理性のすべてが劇的に向上します。
Cloudflareをたとえで説明すると「賢い門番兼配達員」のようなものです。あなたのサーバーへの通信を一度Cloudflareが受け取り、悪意のあるトラフィックを弾いてから届けてくれる。さらに世界中にあるCDNノードがコンテンツをキャッシュして高速に配信してくれます。しかも無料プランでこれだけのことができます。
友人A:「Cloudflareって移管が面倒くさそうで…」
エンジニアB:「実際やってみると30分もかからないよ。移管後はDNS管理がめちゃくちゃ楽になる」
A:「ネームサーバーを変えるだけ?」
B:「そう。レジストラのネームサーバーをCloudflareのものに変えるだけ。その後はCloudflareのダッシュボードでDNSをすべて管理できる」
Cloudflare CLIを使ったDNSレコード確認の例です。
npm install -g wrangler
wrangler login
# DNSレコードの一覧確認
curl -X GET "https://api.cloudflare.com/client/v4/zones/ZONE_ID/dns_records" \
-H "Authorization: Bearer YOUR_API_TOKEN" \
-H "Content-Type: application/json"
GUIでの移管手順:Cloudflareダッシュボードで「サイトを追加」→ドメイン入力→プラン選択(Freeで十分)→既存のDNSレコードが自動スキャン→表示されたネームサーバー2つをレジストラ側に設定→反映を待つ(最大24時間、多くは数分)。
移管後にまずやるべき設定はSSL/TLSを「Full (strict)」に変更し、「常にHTTPS使用」を有効にすることです。さらにDDoS保護・ボット管理・WAFが自動で有効になります。ドメインを持っているなら、Cloudflareへの移管は「やるかやらないか」ではなく「いつやるか」の問題です。今日やりましょう。
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